主演・松田龍平×監督・入江悠、11年ぶり2度目のタッグ。
医師の岩森明(松田龍平)は娘を連れ、行方不明となった妻の仁美(蓮佛美沙子)を捜しに、妻の故郷である鵜頭川村(うずかわむら)を訪れる。12年ぶりに開催される、エイキチという名の神の祭りの準備のただ中で村は活気づいていた。しかし、そこは血縁に基づく不毛な一族同士の権力闘争が続けられる一方で、都市部から取り残された若者たちが鬱憤(うっぷん)をためる、絶望に支配された空間だった。
そんな中、突如大雨が襲い村は孤絶状態に陥り、ひとりの若者が何者かに殺害される。村中を不信と不安が覆い始める中、さらなる殺人事件が発生。壮大なスケールで描く、極限のパニック・スリラー。